こんにちは!クリスタルミューズⓇ事務局の山口です。
長梅雨で、大雨のリスクが高まるため、
災害への備えを進めてほしいとニュースで伝えていました。
私も、いざという時のために、
自宅周辺のハザードマップをチェックしました!
地域の公式ホームページなどに掲載されていますので、
皆さんも、ネットで調べてみてください。
さて今回は、先月の「プロが薦める賢い洗剤選び・アルカリ性洗剤編」に引き続き、
酸性洗剤の選び方について解説をしていきたいと思います。
酸性洗剤の選び方は?
まずは前回同様、洗剤の液性を確認することから始めましょう。
家中の洗剤の中で「酸性洗剤」を見つけることは、意外と難しいかもしれません。
実は「酸性洗剤」の商品は「アルカリ性洗剤」と比べるとグッと少ないのです。
見つけたら、ぜひボトルにわかりやすくマジックで液性を記載しておくことをお勧めします。
あるとすれば、おそらくトイレ用洗剤が該当したのではないでしょうか?
とはいえ、現在ではトイレ用洗剤でも、
極限られた商品だけが「酸性洗剤」なのだそうです。
それはなぜか?
酸性洗剤のボトルには、よくあるキーワードが書かれています。
皆さんも一度は見たことがあるであろう「混ぜるな危険」の文字。
このキーワード故に、ちょっと敬遠されがちな酸性洗剤。
なぜ混ぜると危険かを、簡単に説明すると、
「漂白剤、カビ取り剤など含まれる『塩素』と混ぜると、有毒ガスが発生するから」です。
※同様に塩素系の洗剤にも同じ理由で「混ぜるな危険」の表記があります。
気になる方は、ぜひボトルの注意書きをじっくりと読んでみてくださいね。
そんなちょっと怖い印象すらある酸性洗剤ですが、
実はとってもいい仕事をしてくれるのです!
もちろん、混ぜなければ、危険な有毒ガスも発生しないのでご安心を。
では、この酸性洗剤が中和してくれる汚れは、どんな汚れなのでしょうか?
酸性洗剤が得意とする汚れは?
酸性洗剤が得意とする汚れは、きっとみなさんの家にもあるであろう、
そう、カルキ汚れです!
キッチンの蛇口周りにある白くて硬いアレ。
トイレや洗面ボウルのザラザラしているアレ!
これがカルキ汚れの代表格です。その多くは水周りに存在しています。
「掃除しても全然落ちない!」とあきらめそうになる汚れです。(笑)
このカルキ汚れはアルカリの性質です。
そのため、酸性の洗剤で中和させることによって、硬い汚れが緩み、取れやすくなります。
「混ぜるな危険」に怯えることなく上手に使うと、
諦めていた汚れも落とせるというわけです。
興味がわいてきませんか?
ただし元々が石のように硬い汚れなので柔らかいスポンジではなかなか取れません。
硬いスポンジパットやヘラなど、道具も使いこなしてみてくださいね。
酸性洗剤の種類は?
では次に、その酸性洗剤の種類についてです。
酸性洗剤にも、合成洗剤とナチュラル洗浄剤の2種類があります。
■合成洗剤
界面活性剤という汚れを浮かせる液剤がブレンドされています。
酸の中和する働きと浮かせる働きで、より簡単に汚れを取ることができます。
■ナチュラル洗浄剤
クエン酸、お酢など。
素材にも負担が少なく、環境や人体には優しいものが多いのが特徴です。
しかし、汚れに対しても働きがマイルドになります。
マイルドですが、
酸性度を表すPH(ペーハー)は2~3なのである程度の中和力はあります。
トイレ以外の場所なら、まずはクエン酸で試してみることをおすすめします。
今では100円ショップで手軽に購入できますよ。
ただし、ナチュラル洗浄剤を購入される時は必ず粉(結晶)を購入してくださいね。
スプレーボトルになった液体のモノは、成分100%ではないので要注意です。
合成洗剤とナチュラル洗剤、
アルカリ性洗剤もそうでしたが、ぜひ一度合成洗剤のパワーを体感してみてください。
力量の違いを体験してみると、生活や汚れに適した洗剤を選択できますよ♪
さいごに
トイレのカルキ汚れを諦めかけていたのですが、
クエン酸で挑戦してみると、少し落とすことが出来ました!
次は、合成洗剤でしっかり落としたいと思います。
お掃除は化学ですね!
どの洗剤なら落とすことが出来るのか試すときは、
実験のようで面白いです^^
ご自宅に居ながら、好きな時間にお掃除を学ぶことができる
オンラインサロンがオープンしました!
詳細とお申込みはこちら
→ 魔法の掃除術
クリスタルミューズⓇは月に一度、
メルマガ配信を行っております。
日々の暮らしを快適に送るヒントを掲載した
メールマガジンのご登録はこちらから