こんにちは!クリスタルミューズⓇ事務局の山口です。
毎日暑い日が続いていますが、
皆さま、体調崩されたりしていませんか?
夏休み中の我が家は、毎日毎日おうちプールです。
水道代の請求が、今からなかなかおそろしいです。。。笑
さて今回は、前回のアルカリ性洗剤に引き続き、
『プロが薦める賢い洗剤選び・酸性洗剤編』についてご紹介します!
プロが薦める賢い洗剤選び・酸性洗剤編
まずは前回同様、洗剤の液性を確認することから始めましょう。
家中の洗剤の中で「酸性洗剤」を見つけることは、意外と難しいかもしれません。
実は「酸性洗剤」の商品は「アルカリ性洗剤」と比べるとグッと少ないのです。
見つけたら、ぜひボトルにわかりやすくマジックで液性を記載しておくことをお勧めします^^
あるとすれば…おそらくトイレ用洗剤が該当したのではないでしょうか?
とはいえ、現在ではトイレ用洗剤でも極限られた商品だけが「酸性洗剤」なんです。
なぜならば?
酸性洗剤のボトルには、よく「混ぜるな危険」と書かれています。
気になるその理由を要約すると、
『漂白剤、カビ取り剤など含まれる「塩素」と混ぜると、有毒ガスが発生するから』
※同様に塩素系の洗剤にも同じ理由で「混ぜるな危険」の表記があります。
気になる方は、ぜひボトルの注意書きをじっくりと読んでみてくださいね。
そんな怖い印象すらある酸性洗剤ですが、実はとってもいい仕事をしてくれるのです。
もちろん、混ぜなければ、危険な有毒ガスも発生しないのでご安心を。
酸性洗剤が得意な汚れは?
ではこの酸性洗剤が中和してくれる汚れは、どんな汚れなのでしょうか?
酸性洗剤が得意とする汚れは、
きっとみなさんの家にもあるであろう、そう、カルキ汚れです!
キッチンの蛇口周りにある白くて硬いアレ。
トイレや洗面ボウルのザラザラしているアレ!
これがカルキ汚れの代表格です。その多くは水周りに存在しています。
「掃除しても全然落ちない!」というアナタが諦めた汚れの一つかもしれません泣
このカルキ汚れはアルカリの性質です。
そのため、酸性の洗剤で中和させることによって、
硬い汚れが緩み、取れやすくなります。
「混ぜるな危険」に怯えることなく上手に使うと、
諦めていた汚れも落とせるというわけです。
少し洗剤に興味が湧いてきませんか^^?
ただし、カルキ汚れは元々が石のように硬い汚れなので、
柔らかいスポンジではなかなか取れません。
硬いスポンジパットやヘラなど、道具も使いこなしてみてください。
酸性洗剤の種類は?
では次に、その酸性洗剤の種類についてです。
酸性洗剤にも、合成洗剤とナチュラル洗浄剤の2種類があります。
■合成洗剤
界面活性剤という汚れを浮かせる液剤がブレンドされています。
酸の中和する働きと浮かせる働きで、
より簡単に汚れを取ることができます。
■ナチュラル洗浄剤
クエン酸、お酢など。
素材にも負担が少なく、環境や人体には優しいものが多いのが特徴です。
しかし、汚れに対しても働きがマイルド…。
とは言っても、酸性度を表すPH(ペーハー)は
2~3なのである程度の中和力はあります。
トイレ以外の場所なら、まずはクエン酸で試してみることをおすすめします。
今では100円ショップで手軽に購入できますよ。
ただし、ナチュラル洗浄剤を購入される時は必ず粉(結晶)を購入してくださいね。
スプレーボトルになった液体のモノは、成分100%ではないので要注意です。
合成洗剤とナチュラル洗浄剤。
アルカリ性洗剤もそうでしたが、
ぜひ一度合成洗剤のパワーを体感してみてください。
力量の違いを体験してみると、生活や汚れに適した洗剤を選択できますよ♪
さいごに
プロが薦める洗剤選びについて、2回にわたってご紹介させていただきました。
いかがでしたか?なんだか洗剤に興味が湧いてきませんか?
私は、汚れの種類(酸性汚れか、アルカリ汚れか)に応じた洗剤が
選べるようになって、ぐっとお掃除が好きになりました^^
「油汚れ(酸性汚れ)には、アルカリ性洗剤!」
「カルキ汚れ(アルカリ性汚れ)には、酸性洗剤!」
これを覚えると、自分の中で「正解!」と思える洗剤が選択できるようになり、
とても楽しいです!お掃除は科学なんですね!
これは、お掃除だけでなく、洗濯にも通用しますので、
是非覚えてみてください^^
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